あらまぁ、またエゲツないドラマが始まりましたなぁ。TBSの『地獄の果てまで連れていく』、これが韓国の脚本家はんのオリジナル作品や言うてますけど、世間では「ほんまに完全オリジナルかいな?」って噂が飛び交うとりますえ。
特に2023年に札幌で起きた「すすきのホテル殺人事件」とそっくりや言われてますけど、ほんまのところはどないなんやろか?
ほな、ちょっとばかし、お節介ついでに考察させてもらいますわ。お茶でも飲みながら、ゆっくり読んでおくれやす。
この記事を読むとわかること
- ドラマ『地獄の果てまで連れていく』のあらすじと登場人物
- すすきのホテル殺人事件との共通点と考察
- フィクションと現実の境界線についての議論
『地獄の果てまで連れていく』、どんな話やの?
復讐に燃える女の執念、そら怖いわぁ
女将:「板長!あんたVODで『地獄の果てまで連れていく』観はりました?もう、うち、怖うて怖うて、夜トイレ行かれへんわ!」
板長:「……また妙なもんにハマっとるな」
女将:「妙なもんやあらしまへん!あの佐々木希はんが演じる橘紗智子、ほんまに執念深い女でなぁ。14年前に人生ボロボロにされて、顔も名前も変えて、復讐のために戻ってきたんやで?こんな話、実際にあったら……ああ、怖おすなぁ!」
板長:「……復讐いうのは、やる方もやられる方も地獄やな」
女将:「ほんまや、まさにタイトル通りやねん!紗智子は麗奈(渋谷凪咲)を追い詰めるために、ベビーシッターとして家に潜り込むんやけどな……これがまぁ、よう出来た話でなぁ!」
主人公・紗智子と麗奈、女同士の因縁ほど根が深いもんはおへん
女将:「麗奈いうのは、一見すると気さくなインフルエンサーでな、美人で愛想もええし、みんなから好かれとるんやけど、ほんまはとんでもないサイコパスなんやで!」
板長:「……また極端な設定やな」
女将:「ちゃうねん!あの目ぇ見たら、ゾッとするで?何も感じてへん目ぇや。何の罪悪感もなく、人を殺すんや!それを知ってる紗智子は、復讐の機会を狙うんやけど……これがまぁ、うまいこと進まへん!」
板長:「……復讐は、計画通りにいかんもんや」
女将:「ほんまに!せやけどな、佐々木希はんの演技がまた、鬼気迫るもんがあるんや。『麗奈……お前を許さへん……!』いうあの声!鳥肌立つで、板長!」
板長:「……ふむ」
女将:「そやそや!麗奈の夫、花井誠(井上祐貴)も、まぁ男前やけど、どこか紗智子に惹かれてる感じがしてな……これがまた、ややこしい展開を呼ぶんや!」
板長:「……修羅場になりそうやな」
女将:「せやねん!ほんでな、麗奈の父親、黒川稔(板尾創路)も、これまた訳ありでな……」
板長:「……あの人が出るってことは、一筋縄ではいかん話やな」
女将:「板長!あんた分かってはるやん!ほんま、これからどんな展開になるか、もうドキドキで……!」
板長:「……次の回、楽しみにしといたらええ」
女将:「いや、もう観たくてたまらへんねん!板長、一緒に観まひょ!」
板長:「……静かに観るなら、な」
すすきのホテル殺人事件、これまた恐ろしおすなぁ
2023年に起きた衝撃の事件、その詳細は?
女将:「板長、あんた『すすきのホテル殺人事件』いうのん、覚えてはるか?」
板長:「……札幌の、あれか」
女将:「そうそう!2023年7月、すすきののホテルで起きた殺人事件や。被害者は男性で、頭部を切断されとったんやて……おぞましいわぁ!」
板長:「……物騒な話や」
女将:「ほんまになぁ。しかもやで、捕まったのは当時29歳の女とその両親や。娘が主犯で、親も手伝っとったいう話やけど……麗奈と稔の関係、これとよう似てへん?」
板長:「……父親が娘に従っとるいう点では、似とるな」
加害者の人物像、どうも妙にドラマと重なるんやけど……
女将:「ほんでな、この事件の加害者の女、普段はおとなしそうで可愛らしい顔してるんやけど、心の奥底は冷血やったいうねん。周囲からも『優しい子やった』って言われとったらしいけど……それがまた、麗奈にそっくりやと思わへん?」
板長:「……表の顔と裏の顔、か」
女将:「そやねん!麗奈も、VODの画面では可愛い笑顔で『こんにちは〜♡』言うてるけど、裏では殺人を何とも思ってへん。ほんで、あのドラマの中で、麗奈は自分に逆らう人間を始末していくやろ?」
板長:「……冷酷なもんや」
女将:「ほんまに!このすすきのの事件でも、加害者の女は、被害者を『邪魔や』思うたから殺した言うとるしなぁ。そないなこと、考えられへんわ!」
板長:「……人間、極限まで追い詰められたら何をするか分からん」
女将:「せやなぁ……あんた、ええこと言うわ。でもな、麗奈は追い詰められたわけやない。『自分の思い通りにしたい』言うただけやねん。そんなん、怖すぎるやろ!」
板長:「……確かに、タチが悪い」
女将:「ほやろ?ほな、次はこの事件とドラマがどれくらい似とるんか、もっと深う掘り下げてみよか!」
ドラマと事件、似てるんと違いますか?
冷酷な加害者像、よう似てまんなぁ
女将:「板長、あんた冷静に聞いてや?ドラマの麗奈と、すすきのの事件の加害者、どこが似てるか言うたげるわ」
板長:「……聞こうか」
女将:「まずな、どっちも一見、普通の女性やのに、実は残酷で冷徹いう点!表向きは優しゅうしてるけど、邪魔なもんは消したるいう考えなんや」
板長:「……それが一番怖いな」
女将:「ほんまやで!麗奈もインフルエンサーとしてはニコニコしとるのに、裏では平気で人を殺すんや。しかも、罪の意識がゼロ!普通の人間やったら後悔とかするもんやけどなぁ……」
板長:「……感情が欠落しとるんやろな」
女将:「せやねん!あと、すすきのの事件の加害者も、被害者を『利用価値がなくなった』とか言うてたらしいんやけど、麗奈もまったく同じ考え方や。自分にとって邪魔な相手は消したらええって……そんなん、鬼やで!」
父親の関与?家族の因縁?そんなとこまで似てるなんて、偶然やろか?
女将:「そんでな、もうひとつ驚いたんが、どっちも父親が関与してるいう点や!」
板長:「……黒川稔か」
女将:「そう!麗奈の父親、黒川稔(板尾創路)は犯罪社会学の教授やけど、麗奈の犯罪を知ってて見て見ぬふりしとる。というか、もう完全に娘の言いなりや!」
板長:「……すすきのの事件の父親も、娘の犯行を手伝ったとか」
女将:「そや!どっちも『父親が娘を止めへん』どころか、協力しとるんや。ほんで、最終的には娘に逆らえへん存在になっとる。こんな偶然、あるかいな?」
板長:「……似すぎてるな」
犯罪心理学的に見ても、これまた興味深い話やわぁ
女将:「しかもやで、麗奈の性格、犯罪心理学的に言うと自己愛性パーソナリティ障害とか言われとるらしいねん」
板長:「……自己愛?」
女将:「せや、自分のことを特別な存在やと思い込んでて、他人を見下してるんや。せやから、麗奈は『自分がやりたいようにやる』だけで、相手がどうなろうと気にせえへん」
板長:「……恐ろしい話や」
女将:「ほんまになぁ……けどな、紗智子は、そんな麗奈を追い詰めようとしとるわけや。復讐の女と、サイコパスの女。この対決、見ものやで!」
板長:「……なるほど、ますます目が離せんな」
女将:「せやろ?ほな、次は、ほんまにこの事件がドラマのモデルになったんかどうか、考えてみよか!」
ほんまに事件がモデルになったんやろか?
公式は「関係ない」言うてるけど、そない簡単に信じられまへんなぁ
女将:「板長!あんた、ドラマの公式コメント、読んだことありますか?」
板長:「……関係ないと言うてるんやろ」
女将:「せやねん!『地獄の果てまで連れていく』の製作陣は、『この作品は完全オリジナルであり、実際の事件とは無関係です』言うてるんやけど……」
板長:「……納得できへんと」
女将:「あんた、分かってはるやん!そもそもやで、あの事件があまりにも最近すぎるんや。2023年の7月に起こった事件やのに、2025年にはこんなにそっくりなドラマが放送されてるって……偶然にしては出来すぎや思わへん?」
板長:「……まあ、確かに」
女将:「ほんでな、ネットでは『ドラマの脚本家は実際の事件を参考にしたんちゃうか』言うてる人が、ようけおるんや。せやけど、テレビ局としては、『事件をモデルにした』なんて絶対に認められへんやろ?」
板長:「……問題になるからな」
韓国ドラマ風の演出やさかい、そのへんも影響あるんやろか?
女将:「ほんでな、このドラマ、どことなく韓国ドラマっぽい雰囲気あるやろ?」
板長:「……確かに、ドロドロしとるな」
女将:「そやねん!脚本家のイ・ナウォンは韓国の人やし、あの『ザ・グローリー』みたいに、復讐劇が韓国ドラマではよぉあるテーマやん?」
板長:「……復讐ものは韓国で人気やな」
女将:「せやろ?せやから、ほんまに『すすきの事件』をモデルにしたんか、もしくは『韓国ドラマの復讐劇』を意識して作っただけなんか、分かれへんのや」
板長:「……どちらにしても、話題性は抜群やな」
女将:「ほな、次はいよいよ結論や!この事件とドラマの関係、ほんまのところどうなんやろなぁ?」
【考察】『地獄の果てまで連れていく』と実際の事件の関係、どこまで本当やろか?
単なる偶然か、それとも……
女将:「板長!ここまで話してきたけどな、結局このドラマはすすきのの事件がモデルになっとるんか、どう思います?」
板長:「……確証はない。けど、偶然にしちゃ出来すぎてる」
女将:「せやろ?ほな、整理してみよか。共通点は……」
- 加害者の女が表では愛想よく、裏では冷酷非道
- 父親が娘の犯罪を知りながら止めようとせえへん
- 殺害の動機が自己中心的で罪の意識がない
- 復讐が物語の核になっとる
女将:「これだけ似てたらなぁ……。ほんまにたまたまなんやろか?」
板長:「……せやけど、実際に『モデルにした』と言うてしまったら、ドラマは放送できへんやろ」
女将:「せやねん!そやから、あくまで『オリジナル脚本』として通しとるんやろなぁ……」
ドラマの世界と現実、混同したらあきまへんえ?
女将:「けどな、怖いんは、こういうドラマを観た誰かが、『せや、こういう方法もあるんやな』って変な影響を受けてしまうことや!」
板長:「……模倣犯のリスクやな」
女将:「せや!今の時代、VODでいつでも観れるやん?それがええとこでもあり、怖いとこでもあるんやわ。フィクションやと分かっとっても、現実とリンクして見えてしまうこと、あるんやで!」
板長:「……フィクションと現実は、きっちり分けなあかん」
女将:「ほんまやで!ドラマとしてはめちゃくちゃおもろいけど、やっぱりフィクションやってことは、肝に銘じとかんとあかんわ」
板長:「……そやな」
女将:「ほな、板長!次の回もVODで一緒に観まひょ!うち、もう続きが気になってしゃーない!」
板長:「……静かに観るならな」
板長の渋〜い締めのなぞかけ
板長:「ほな最後に、なぞかけでもひとつ」
女将:「おや、板長が珍しゅう冴えとるわ。聞かせてもらいましょか」
板長:「『地獄の果てまで連れていく』とかけまして、『秘伝のスープ』と解く」
女将:「その心は?」
板長:「……どちらも、時間をかけるほど深みが出る」
女将:「ほほほ!これはうまいこと言わはるなぁ……。せやけど、復讐の味は、だいぶ苦うて後味悪そうどすなぁ」
この記事のまとめ
- 『地獄の果てまで連れていく』は復讐をテーマにしたサスペンスドラマ
- 主人公・紗智子と麗奈の因縁、冷酷なサイコパスの恐怖が描かれる
- すすきのホテル殺人事件と共通点が多く、モデル疑惑が浮上
- 公式には「オリジナル作品」とされており、事件との関連は不明
- ドラマと現実の境界線を意識し、フィクションとして楽しむことが重要
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