ほな、ちょっと聞いておくれやす。2025年1月からTBSの日曜劇場枠で放送されてます『御上先生』、もうご覧になりましたか?
主演は松坂桃李はんやけど、そもそもこのドラマに原作はあるんか、それともオリジナル作品なんか、気になるとこどすなぁ。
それに、脚本の詩森ろばはんや制作陣のこだわりも、見どころいっぱいやさかいに、今日はじっくりお話しさせてもろてええかしら?
この記事を読むとわかること
- ドラマ『御上先生』が完全オリジナル作品であること
- 脚本家・詩森ろば氏や制作陣のこだわりと演出の工夫
- 松坂桃李はんをはじめとする豪華キャストの演技と役作り
- 撮影ロケ地や実際の教育現場とのつながり
- 社会派ドラマとしてのメッセージ性と教育・官僚制度のリアル
ドラマ『御上先生』に原作はおへんか?それとも完全オリジナル?
原作の有無とストーリーの独自性
女将:「板長!『御上先生』のドラマ、観はりましたか?うち、めっちゃ気になってるんどすえ。」
板長:「観た。……オリジナル作品やったな。」
女将:「そうなんどす!このドラマ、原作があるんか思て調べたんやけど、完全オリジナル脚本らしいわ。最近のドラマは漫画や小説が原作のことが多いさかいに、オリジナル作品って聞くと、なんか新鮮どすなぁ。」
板長:「ふむ。オリジナルやと、作り手の色がよう出るな。」
女将:「そうどすえ!主演の松坂桃李はんが演じる御上孝(みかみ たかし)は、文科省の官僚やったんやけど、新しい政策で高校に派遣されて教師になるんどす。せやけど、これは単なる学園ドラマやのうて、教育と官僚制度のリアルな問題を描いとるんどす!」
板長:「……興味深いな。」
女将:「せやろ?脚本の詩森ろばはんが、リアルな教育現場を描くことにめっちゃこだわってるらしいんよ。」
板長:「……詩森ろば?」
女将:「そうどす!詩森ろばはんは、舞台脚本家としても有名な人でな、過去には映画『新聞記者』の脚本も手掛けはったんどすえ。リアルで社会派な作品を書かはる方なんや。」
板長:「なるほどな。」
女将:「ほかにも、吉岡里帆はん、岡田将生はん、常盤貴子はん、及川光博はんら、豪華キャストが勢揃いやし、ますます見逃されへんなぁ!」
脚本家・制作陣がこだわったとこ、見ていきまひょ
詩森ろばはんが描く「教育と官僚制度」のリアル
女将:「板長、詩森ろばはんが手掛けたドラマの脚本、どない思わはります?」
板長:「社会派やな……『新聞記者』の脚本もそうやった。」
女将:「そやねん!詩森ろばはんは、もともと舞台で活躍しはって、取材をめっちゃ大事にする脚本家なんどすえ。『御上先生』でも、教育現場と官僚制度がリアルに描かれてて、めちゃくちゃ深い話になってるんよ。」
板長:「……教育と官僚か。」
女将:「そうどす!主人公の御上孝(松坂桃李はん)は文科省のエリート官僚やけど、新しい制度で高校に派遣されて、現場の教育を知ることになるんよ。せやけど、いざ学校に行ってみると、理想と現実のギャップに苦しむことになるんどす。」
板長:「ふむ……教育現場の現実を描いとるんやな。」
女将:「ほんまにそう!官僚の視点と教師の視点がぶつかることで、日本の教育の問題点が浮き彫りになっていくんどす。ほんで、御上先生はただの理想論で終わらへんのがええんよ。」
板長:「……なるほどな。」
女将:「しかも、ドラマでは御上先生と対立するキャラもようできててな、岡田将生はん演じる槙野恭介なんかは、御上の同期の官僚で、バチバチのライバル関係なんよ。」
板長:「……ええ設定やな。」
女将:「せやろ!ほんで、生徒側の話もまた見どころでな、奥平大兼はん、蒔田彩珠はん、窪塚愛流はん、吉柳咲良はんらが演じる高校生たちが、いろんな問題を抱えとるんよ。」
板長:「リアルやな……。」
女将:「そやし、このドラマは単なる学園ものとちゃうんどす。社会派ドラマとして、日本の教育のあり方を問いかける作品なんよ!」
教育監修・西岡壱誠&工藤勇一の視点
女将:「板長、このドラマには教育監修がついてるん知ってはります?」
板長:「……誰や?」
女将:「西岡壱誠はんと工藤勇一はん、二人とも教育の専門家やさかいに、ドラマのリアリティが半端ないんどす!」
板長:「……どんな人物や?」
女将:「まず西岡壱誠はんやけど、東大卒で、もともとは偏差値35の落ちこぼれやった人なんよ。でも独自の勉強法で東大に合格して、今では教育改革の第一人者や。」
板長:「……苦労人やな。」
女将:「ほんまにな!せやから、このドラマの中でも、生徒たちが勉強や進路に悩むシーンがめちゃリアルなんよ。たとえば、奥平大兼はん演じる神崎拓斗なんか、ジャーナリスト志望やけど、学校の枠に収まりきらん賢さがあるんよね。」
板長:「ふむ……ドラマでも個性的な生徒がおるんやな。」
女将:「そうどす!ほんで、もうひとりの工藤勇一はんは、元中学校の校長で、今は教育改革の専門家として活躍してはるんよ。宿題や定期テストを廃止するような新しい教育法を提唱しはってな。」
板長:「……それは大胆やな。」
女将:「せやし、御上先生のやり方が現場の教師とぶつかる場面は、このお二人の監修が入ってるからこそリアルなんよ!たとえば、吉岡里帆はん演じる副担任の是枝文香とのやりとりも見どころやねん。」
板長:「対立するんか?」
女将:「最初はな。でも、『教育とは何か?』って考えるうちに、お互いを理解していくんよ。これはもう、見逃されへんやろ?」
板長:「……おもろそうやな。」
社会派ドラマとしてのメッセージ性
女将:「板長、この『御上先生』は単なる学園ドラマとちゃうんどす。」
板長:「……ふむ。」
女将:「せや、このドラマは社会派ドラマとして、教育の問題だけやのうて、日本の官僚制度や組織の在り方まで問いかけてるんよ!」
板長:「……官僚制度?」
女将:「そうどすえ。主人公の御上孝(松坂桃李はん)は、元々は文科省のエリート官僚やったんやけど、新制度で高校に派遣されたんや。でも、それって実は左遷みたいなもんで、官僚の世界では『現場に行く=出世コースから外れる』っていう暗黙の了解があるんよ。」
板長:「……なるほどな。」
女将:「御上先生は、それでも生徒たちと向き合って『教育を変えたい』って思い始めるんやけど、文科省の上司である塚田幸村(及川光博はん)や、同期の槙野恭介(岡田将生はん)とは衝突するんよ。」
板長:「……組織のしがらみか。」
女将:「そやねん!しかも、学校側にも問題は山積みでな、校長の片桐敏也(松角洋平はん)は、長年の教育方針を変えたくないし、理事長の古代真秀(北村一輝はん)は学校経営のことしか考えてへん。」
板長:「……そりゃ大変やな。」
女将:「せやし、御上先生は『官僚としてのルール』と『現場のリアル』の間で悩むんよ。しかも、3年2組の生徒たちも、それぞれの悩みを抱えとるんどす。」
板長:「生徒らもか?」
女将:「せや!たとえば、神崎拓斗(奥平大兼はん)は、ジャーナリスト志望やけど、大人の汚い部分を見て葛藤する。富永蒼(蒔田彩珠はん)は進路が決まらず、自分が何をしたいか分からへん。 みんな、何かしらの問題を抱えとるんよ。」
板長:「……リアルやな。」
女将:「ほんで、このドラマのテーマは『社会のルールに従うべきか、それとも自分の信念を貫くべきか?』っていう、めちゃくちゃ深い問いなんどす。」
板長:「……それが、社会派ドラマたるゆえんやな。」
女将:「せやし、このドラマは単なるヒューマンドラマやのうて、日本の教育と社会に警鐘を鳴らす作品になっとるんよ!これはもう、VODでじっくり観なあかんで!」
宮崎陽平ら演出陣の特徴と演出手法
女将:「このドラマの演出陣も、めっちゃこだわりが詰まってるんどすえ!」
板長:「……誰が演出しとるんや?」
女将:「演出は宮崎陽平はん、嶋田広野はん、小牧桜はんの三人体制やねん。TBSの日曜劇場らしく、ダイナミックなカメラワークと、感情の機微を大事にする演出が特徴なんよ。」
板長:「……どんな撮り方や?」
女将:「まず、学校のシーンはめっちゃ臨場感があるんどす!長回しのカットを多用して、まるで本当に教室にいるみたいやし、生徒たちのセリフの掛け合いもリアルなんよ。」
板長:「ほう……現場感を大事にしとるんやな。」
女将:「ほんまにな!しかも、御上先生(松坂桃李はん)と生徒たちの距離感が変わるにつれて、カメラワークも変化するんどす。」
板長:「どう変わるんや?」
女将:「最初のうちは、御上先生を遠めから撮るシーンが多いんよ。これは『生徒たちと心の距離がある』っていうのを表してるんやろな。でも、回を重ねるごとにカメラがどんどん寄っていって、感情の揺れが伝わるようになっとるんどす。」
板長:「なるほど……映像で心理を表現しとるんやな。」
女将:「せや!ほんで、文科省のシーンは逆に、冷たい青色の照明と、静かで重いカメラワークが使われてるんよ。学校と官僚の世界の違いを、映像だけでも感じられる演出になっとるんや!」
板長:「細かいとこまで作り込んどるな……。」
女将:「ほんまにな!しかも、音楽もすごいんどす!劇伴を担当してるんは鷺巣詩郎はんで、壮大なスケール感と、繊細なピアノの旋律が交互に使われてるんよ。」
板長:「鷺巣詩郎……アニメ『エヴァンゲリオン』の音楽もやっとった人か?」
女将:「そうどすえ!せやから、ドラマの中でも緊張感のあるシーンは、重厚なオーケストラの音楽で引き締めるし、生徒たちの悩みや成長を描くシーンでは、静かで心にしみる曲を流すんよ。」
板長:「音楽と演出がうまいこと合わさっとるんやな。」
女将:「せやし、TBSの日曜劇場らしい、ドラマチックで映画みたいな映像美が堪能できるんどす!これはもう、VODでじっくり観なあかんえ!」
主演・松坂桃李の役作りとキャストの演技
女将:「松坂桃李はんの演技、今回もほんまに見ごたえあるんどす!」
板長:「……どんな役作りしとるんや?」
女将:「御上孝(みかみ たかし)っていう役どころがまた難しいんよ。東大卒の官僚で、理論派で冷静、最初は『教育現場のことなんか知らん』って感じやねんけど、だんだん生徒たちと向き合うことで変わっていくんどす。」
板長:「……松坂桃李に合っとるな。」
女将:「ほんまにな!特に、最初は表情が硬くて、スーツ姿もキッチリしすぎてるぐらいやねんけど、回を追うごとにネクタイを緩めるようになったり、髪型もちょっとラフになったりするんよ。 それがまた、御上先生の変化をよう表してるんどす!」
板長:「細かいところまで作り込んどるな。」
女将:「せやし、松坂桃李はん自身も『教育現場のリアルを知るために、現役の高校教師に取材した』って言うてはったんどす。ちゃんと先生の喋り方や、教育の難しさを研究して役作りしはったんやね。」
板長:「……プロやな。」
女将:「ほんでな、このドラマは他のキャスト陣の演技もすごいんよ!
- 吉岡里帆はん(副担任・是枝文香)……最初は御上先生と対立するけど、次第に信頼関係を築く過程が絶妙どす。
- 岡田将生はん(文科省の同期・槙野恭介)……御上先生のライバル役で、官僚らしいクールさと野心がにじみ出てるんよ。
- 北村一輝はん(学校理事長・古代真秀)……クセの強いキャラやけど、学校経営者としての冷徹さがリアルやねん。
- 及川光博はん(文科省の上司・塚田幸村)……ミッチーの飄々とした演技がピッタリで、御上先生を翻弄する感じがええんよ。
板長:「実力派ばっかりやな……。」
女将:「ほんまにな!それに生徒役の若手俳優陣もすごいんどす!特に、奥平大兼はん(神崎拓斗)、蒔田彩珠はん(富永蒼)、窪塚愛流はん(次元賢太)は、まるで本当に高校生が悩んでるみたいなリアルな演技なんよ!」
板長:「……若手も頑張っとるんやな。」
女将:「せやし、このドラマは松坂桃李はんだけやのうて、キャスト全員の演技が光る作品になっとるんどす!これはもう、VODでじっくり観なあかんえ!」
ロケ地・撮影現場でのこだわり
女将:「このドラマのロケ地、どこや思います?」
板長:「……学校やろ。」
女将:「そやねん!でもな、ただの学校やのうて、実際の進学校を借りて撮影しとるんどす!」
板長:「ほう……どこの学校や?」
女将:「神奈川県の聖光学院中学校・高等学校を使ってるんどす!ここは東大合格者数が全国トップクラスの学校で、実際の職員室や教室も使って撮影してるんよ。」
板長:「リアル感があるな……。」
女将:「ほんまにな!それに、撮影では実際の生徒や先生もエキストラとして出演してるんやって。」
板長:「ほう……そこまでこだわっとるんか。」
女将:「せやねん!しかも、文科省のシーンは、実際に霞が関の近くで撮影してるらしいわ。あのビル街の冷たい雰囲気が、官僚の世界観とピッタリ合っとるんよ。」
板長:「映像のリアリティを大事にしとるんやな。」
女将:「せやし、撮影現場のこだわりはほんまにすごいんどす!カメラのアングルも、生徒目線のシーンではローアングルを使ったり、御上先生の威圧感を出すために上から撮るカットが多かったりと、めちゃ工夫されてるんや。」
板長:「演出とロケ地がマッチしとるんやな。」
女将:「ほんまにな!せやし、撮影現場ではキャストの皆さんが、実際の先生や生徒さんと交流しながら役作りをしてたらしいんよ。」
板長:「……それはすごいな。」
女将:「せやろ?そやから、このドラマは学校の雰囲気がめちゃリアルなんどす!VODでじっくり観る時は、ロケ地の細かい作り込みにも注目してほしいんえ!」
まとめ:『御上先生』の見どころ、もう一度おさらいしときまひょ!
女将:「これまでの話をまとめると、このドラマの見どころはこんな感じどすな。」
- 完全オリジナル脚本で、教育と官僚制度をリアルに描いた社会派ドラマ!
- 主演の松坂桃李はんをはじめ、吉岡里帆はん、岡田将生はん、及川光博はん、北村一輝はんら実力派キャストが勢揃い!
- 脚本の詩森ろばはんが取材を重ね、教育のリアルな課題を織り込んだストーリー!
- 演出やカメラワークが細部まで計算されてて、映像が映画みたいに美しい!
- ロケ地は実際の進学校や霞が関で、リアルな雰囲気を徹底的に再現!
女将:「どうどす、板長?このドラマ、観たなってきましたやろ?」
板長:「……ええドラマやな。」
女将:「ほんまにな!せやし、これはもうVODでじっくり観るしかないんどす!見逃し配信もあるさかいに、いつでも観られるんがありがたいなぁ。」
板長:「……せやな。」
女将:「ほな、最後に板長はんの得意の料理にちなむなぞかけ、ひとつお願いしまひょか!」
板長:「……『御上先生』とかけて、じっくり煮込んだ牛すじと解く。」
女将:「ほぉ、それはまたなんでどす?」
板長:「どちらも噛めば噛むほど、奥深い味が出る。」
女将:「ほほぉ、さすが板長、うまいこと言わはる!……せやけどな、あんまり固すぎると、噛み切れへんさかいに、たまには肩の力抜かんとあきまへんで?」
板長:「……ほっとけ。」
女将:「ほな、ごちそうさんどす!」
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