ほな、みなはん。『あきない世傳 金と銀』の第3話、楽しみにしてはりますか?
この回ではな、幸はんがいよいよ商いの才覚を発揮しはるんどすえ。五鈴屋での奉公も板につき、そやけどまだまだ女の身では商いには関われへん…けど、幸はんはそないな壁をどう乗り越えはるのか。ほんまに見応えたっぷりの一話どす。
ほな、今回はそのあらすじと見どころをたっぷりお話させてもらいますえ。
この記事を読むとわかること
- 『あきない世傳 金と銀』第3話のあらすじと重要な展開
- 幸(小芝風花)が商才を発揮し、ご寮さんとして成長する過程
- 五鈴屋の未来を左右する決断と、登場人物たちの絆
- 四代目徳兵衛(渡辺大)の放蕩ぶりと、幸の試練
- 姪の鋭いいけずコメントで振り返る物語の核心
第3話のあらすじ|幸はん、ご寮さんとしての道を歩みはる
女将:「ほな、今日は『あきない世傳 金と銀』第3話の話やな。幸はん(小芝風花)がいよいよご寮さんにならはる回やで」
姪:「ほぉ~、あの健気な幸はんが、ついに五鈴屋のご寮さんやなんて、胸が熱うなるなぁ」
女将:「せやろ?四代目徳兵衛はん(渡辺大)の後添えに迎えられはったんやけどなぁ、このお人、まぁ~放蕩息子でな。呉服屋の若旦那いうたら、そら粋で賢うてなんぼやのに、酒と遊びにうつつを抜かして、店のことなんぞ気にも留めへんのや」
姪:「あかんわぁ、そんな旦那。ほんで幸はんは、どないしはるん?」
女将:「そこでな、番頭の治兵衛はん(舘ひろし)が幸はんを見込んで、こっそり商いのことを教えはるんや。『あんたには才覚がある。女やから言うて尻込みすることあらへん』てな」
姪:「おお~!男前な番頭はんやなぁ!そやけど、そんなことしはったら、周りが黙ってへんのちゃう?」
女将:「ほやねん!五鈴屋のお家(え)さん・富久はん(高島礼子)も気にかけてはるし、何より手代の鉄助はん(八嶋智人)が『ご寮さんが口出しすることやあらへん』て難色示さはるんや」
姪:「ほんま、昔は女が商いするなんて、まるで天と地がひっくり返るような扱いやったんやなぁ」
女将:「そやけど、幸はんは負けへん。『わてはただのご寮さんやあらへん。五鈴屋のために何かできるはずや』言うて、一歩ずつ前に進みはるんやで」
姪:「かっこええわぁ~!これは第3話、絶対VODで観んとあかんな!」
見どころ①|幸はんの商才が花開く時
女将:「さてさて、ここからがこの第3話の見どころや。幸はん(小芝風花)が、ほんまの意味で商いに目覚めはる瞬間やで」
姪:「おばはん、待ってました!どないな展開になるん?」
女将:「最初はな、幸はんかて奥向きの仕事しかさせてもろてへん。せやけど、五鈴屋の商いの話を聞いてるうちに、気になってしもてな。ついつい、帳場の様子を覗いてしまわはるんや」
姪:「ほんまに学び好きな人なんやなぁ。そんで、どうなったん?」
女将:「そこへ登場するのが、五鈴屋の番頭・治兵衛はん(舘ひろし)や。『ええか、幸はん。商いはな、人の心をつかむことが肝要やで』言うて、内緒で『商売往来』ちゅう本を渡さはるんや」
姪:「おぉ~!これは、まるで隠れキリシタンの聖書を授かるみたいやな!」
女将:「ほんまやで。幸はんは毎晩、ろうそくの灯りでこっそり本を読んでな、商いの基礎を学びはるんや」
女将:「ほんでな、ある日、幸はんが『番頭はん、ちょっと試しに、わてに売り場に立たせてもらえまへんやろか?』て申し出はるんや」
姪:「えぇっ!?そんなん、当時の時代やったら、とんでもない話ちゃうん?」
女将:「そやから、治兵衛はんも最初は難色示さはるんやけどな、幸はんの真剣な眼差しに打たれて、『ほな、一日だけやで。けど、決して目立ったらあかんで』言うて、そっと売り場に立たせはるんや」
姪:「あぁぁ…ドキドキする!そんで、どないなったん?」
女将:「ほんならな、なんと、幸はんは初めての接客で、あっという間にお客さんの心をつかんでしもたんや!しかも、ただの商いとちゃう。『この反物、今の季節にぴったりどすなぁ。お客はん、お着物のお仕立てには何色がお好みでっしゃろ?』て、心遣いを見せはるんや」
姪:「おぉぉ、さすが幸はん!これはもう、五鈴屋の救世主や!」
女将:「せやけどな、これがまた五鈴屋の男衆には面白うない話や。『女が商いなんぞ、おかしな話や』て文句言い出す者もおるし、徳兵衛はん(渡辺大)も『わしの後添えに余計なことせんでええ』て怒りはるんや」
姪:「なんや、それ!自分は放蕩しとるくせに、幸はんには何もするな、言うんかいな?」
女将:「せやろ?ほやけど、幸はんはそんなことで引き下がりはらへん。『わては、五鈴屋のためにできることをするだけや』言うて、心を決めはるんや」
姪:「かっこええわぁ…。ほんま、この回、観なあかんわ!」
見どころ②|五鈴屋の運命を左右する重要な決断
女将:「さて、ここからがこの第3話の肝どす。幸はん(小芝風花)が、ご寮さんとしてほんまに試される時がきたんや」
姪:「ほうほう、それはまた、えらい大ごとやなぁ。どないな話やの?」
女将:「話の発端はな、ある日、五鈴屋に特別なお得意さんが来はるんや。伏見屋の為右衛門はん(田中健)、このお人は大坂でも随一の呉服商やで」
姪:「おぉ、ついに幸はんが、大物と相対するんかいな!で、どないな話になったん?」
女将:「伏見屋はんが持ってきはった話は、『五鈴屋がこのまま商いを続けたいなら、うちと取引を結んで上納品を出せ』ちゅうことや」
姪:「うわぁ、それってつまり、伏見屋の下請けになれ言うてるようなもんやんか!」
女将:「そやねん。もしこの話を受けたら、五鈴屋は安定した売上を確保できる。せやけど、それはつまり、自分たちの商売の自由を伏見屋に握られることになるっちゅうこっちゃ」
姪:「うわぁ~、これは迷うなぁ…。そんで、四代目の徳兵衛はん(渡辺大)は何言うたん?」
女将:「あの放蕩旦那はな、『そんな大きな店と取引できるなら、そらええ話や!すぐに承諾しようやないか』て、簡単に決めようとしはるんや」
姪:「あかんやろ、それ!もっと考えなあかんやん!」
女将:「せやねん。そやけど、そこに割って入るのが幸はんや。『旦那はん、これは五鈴屋の未来を決める大事な話どす。軽々しく決めてよろしい話やおへん』言うて、堂々と意見しはるんや」
姪:「おぉぉ!さすが幸はん!ほな、どうなったん?」
女将:「徳兵衛はんは『女が口出しするな!』て怒鳴りはるけどな、番頭の治兵衛はん(舘ひろし)が『いや、わしも幸はんの意見を聞いてみたい』言うて、場を収めはるんや」
姪:「おぉぉ、治兵衛はん、ナイスフォロー!」
女将:「ほんでな、幸はんが言うたんや。『伏見屋はんと取引するのはええ話どす。けど、五鈴屋は自分らの商いを誇りにしてきた店どす。誰かに従うのは、わては違う思います』てな」
姪:「おぉぉぉぉぉ!カッコええ!!」
女将:「ほやけど、それはつまり、伏見屋の庇護なしで生きていくいう決断や。五鈴屋がこの先、どうなるかはわからへん。せやけど、幸はんはもう覚悟を決めてはるんや」
姪:「うわぁ…これはほんまに運命の分かれ道やなぁ。観てるこっちも息止まりそうになるわ…」
女将:「せやろ?ほんでな、最後に伏見屋の為右衛門はんがボソッと言わはるんや。『ほぉ…五鈴屋には、なかなか気骨のあるご寮さんがおるようやな』てな」
姪:「ひゃぁぁぁ!伏見屋はん、何考えてはるんやろ!?これは次回も観なあかん!」
見どころ③|五鈴屋を支える人々との絆
女将:「さてさて、ここからがまた胸熱な話やで。幸はん(小芝風花)がどれだけ五鈴屋の人々と絆を深めてきたか、それがようわかる回になっとるんや」
姪:「ほうほう、商いいうんは、一人ではでけへんもんなぁ。どないな話になんの?」
女将:「まずな、商いの決断を巡って、店の中がざわつくんや。鉄助はん(八嶋智人)とか手代の連中が『ほんまに伏見屋の取引を断ってええんやろか』って、不安に思いはる」
姪:「まぁ、そら当然やなぁ。大きな取引を蹴るいうことは、リスクも大きいし…」
女将:「せやけどな、そんな空気を変えたんが、幸はんや。『五鈴屋は、ここにいる皆はんの働きがあってこその店どす。わて一人が決めたことやない。皆はんの力を貸してもらえまへんか?』言うて、頭を下げはるんや」
姪:「うぅぅ…泣けるやん…。そんなこと言われたら、そらみんなグッとくるやろ?」
女将:「そやねん!そしたらな、お家(え)さんの富久はん(高島礼子)が、すっと立ち上がって言わはるんや。『商いにゃ山もあれば谷もある。けど、五鈴屋の誇りは、わてらが作ってきたもんや。今こそ、それを守る時やないか?』てな」
姪:「うわぁぁぁ!さすが富久はん…!貫禄ありすぎる…!」
女将:「ほんでな、それを聞いた番頭の治兵衛はん(舘ひろし)が、ゆっくりと頷いてな、『五鈴屋の誇りを守る、か。ええやないか、わしも乗ったるわ』て言わはるんや」
姪:「おぉぉぉ!!番頭はんが味方についたら、もうこっちのもんやん!」
女将:「そっからはな、まるで五鈴屋の結束が一気に固まる瞬間やったで。鉄助はんも『ほな、わてらは何をしたらええんや?』て聞きはるし、女衆のお竹はん(いしのようこ)も『幸はん、うちらにできることがあったら言うておくれやす』言うてくれはるんや」
姪:「なんや…ほんまに熱いなぁ…。ドラマの世界やなくて、現実に見てる気分やわ…」
女将:「そやろ?ほんでな、極めつけが、あの智蔵はん(松本怜生)や」
姪:「あぁぁ~!あの三男坊の!あの人、どないするん?」
女将:「智蔵はんはな、元々商いには興味ない人やったやろ?せやけど、この場の空気を見て、初めて口を開きはるんや。『わしには、商いのことはようわからん。けどな、幸はんの言うことには不思議と納得してしまうんや。わしも、五鈴屋のために何かせなあかんのかもしれへんな』て」
姪:「ひゃぁぁぁ…!これは…もう…!」
女将:「ほんで最後に、幸はんが静かに言わはるんや。『皆はん、ほんまにおおきに。わて、皆はんと一緒に商いをしていけるなら、それで十分どす』てな」
姪:「あかん、涙腺崩壊したわ…。こんな話聞いたら、もう最終回か思うやん…」
女将:「せやけど、これがまだまだ序章やで。この先、五鈴屋はどないなるんか、目ぇ離されへんで!」
まとめ|『あきない世傳 金と銀』第3話の醍醐味
女将:「さぁさぁ、ここまで話してきたけど、今回の第3話、ほんまに濃い内容やったなぁ」
姪:「せやなぁ、見どころ満載すぎて、1時間どころか2時間くらいあってもええくらいや!」
女将:「幸はん(小芝風花)はご寮さんとしての覚悟を決めはるし、商才も光りだしたし、五鈴屋の人々との絆も深まったし、もうこれからがほんまに楽しみな展開やで」
姪:「ほんで、問題の放蕩四代目(渡辺大)はんは、この先どないなってしまうんやろなぁ…」
女将:「ほんまやなぁ…。五鈴屋の未来、幸はんの運命、どっちも目ぇ離せへんわ!」
姪:「けどなぁ、おばはん…」
女将:「ん?どないしたん?」
姪:「ここまで色々と話してもろたけどな…結局、幸はんがいくら頑張っても、四代目のアホ旦那はんが足引っ張るんやったら、全部台無しやん?」
女将:「……」
姪:「ほんでまた、次回あたりで『幸!お前は黙っとれ!』とか言い出して、また商売の邪魔すんのやろ?ほんま、歴史的に見ても、こういう男が一番タチ悪いんやで?」
女将:「……いやまぁ、そら、せやけど…」
姪:「なんで、男見る目ないねん、幸はん!ちょっとは学ばんかい!」
女将:「あんたなぁ…最後の最後でそないなこと言うか?!」
姪:「ほんま、商売の才覚あるんはええけどなぁ、男を見る目はゼロやで…。このままやと、『あきない世傳』やなくて『いけず世傳』になってまうわ!」
女将:「……ほんまにあんた、いけずやわぁ…」
この記事のまとめ
- 『あきない世傳 金と銀』第3話では、幸(小芝風花)が商才を発揮し、ご寮さんとして成長
- 四代目徳兵衛(渡辺大)の放蕩ぶりに振り回されながらも、商いの道を切り開く
- 番頭・治兵衛(舘ひろし)らの支えを受け、五鈴屋を守るための決断を迫られる
- 五鈴屋の未来を懸けた選択に、店の人々との絆が試される
- 姪の鋭いいけずコメントが、幸の男運の悪さを見事に指摘
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