ほほほ、おおきに。お客さん、「相続探偵」がお好きなんどすなぁ?遺産相続をめぐる謎解きと人情が絡む、なかなか味わい深いドラマやよってに、夢中にならはったんやろ?
そやけど、それだけやないんえ。世の中には、ほかにもおもろいミステリードラマがようけありますえ。ほんま、お好きな方にはたまらん作品ばっかりどすさかい、今日は女将おすすめの5つのドラマを紹介させてもらいますえ〜。
この記事を読むとわかること
- 「相続探偵」に似たおすすめのミステリードラマ5作品がわかる
- 各ドラマのあらすじや見どころ、キャスト情報を詳しく紹介
- 推理のスタイルやテーマの違いを比較しながら楽しめるポイントがわかる
「相続探偵」に似たミステリードラマ5選やさかい、楽しんどくれやす
1. アンナチュラル
あらまぁ、お客さん、「アンナチュラル」をまだ観てへんのどすか?ほな、ええこと教えたげまひょ。このドラマ、石原さとみはんが主演で、法医学を駆使して「不自然な死」の謎を解き明かす物語やよってに、ミステリー好きにはたまらん一品どす。
「相続探偵」と同じく、亡くなった人の遺志を読み解くんやけど、こっちは死因究明のプロフェッショナル集団「不自然死究明研究所(UDIラボ)」が舞台どす。窪田正孝はん演じる優秀な解剖医、井浦新はんの飄々とした監察医、市川実日子はんの冷静沈着な分析官……まぁ、クセの強いメンバーが揃うてますわ。
「相続探偵」が遺産をめぐる骨肉の争いを描くんに対して、こっちは社会問題を鋭くえぐり出すミステリーになっとります。そやから、「人間の闇」や「社会の歪み」に興味ある人にはドンピシャやろなぁ。
せやけど、このドラマのええとこは、ただのサスペンスで終わらへんことどす。時にはシリアス、時にはユーモラス、登場人物の掛け合いが絶妙やよってに、観てて飽きしまへん。ほんで、毎回ラストには「そうきたか!」と唸らされる事件の真相が待ってるさかい、推理好きにはたまらんはずどす。
「相続探偵」とおんなじく、人の生き死にに関わる物語。せやけど、「相続探偵」が遺産相続のドロドロを扱うんに対し、「アンナチュラル」は現代社会における死の意味を問うてくるドラマどす。どっちもVODで配信中どすよってに、観比べて楽しんどくれやす。
2. ミステリと言う勿れ
「ミステリと言う勿れ」は、菅田将暉はん演じる天然パーマの大学生・久能整(くのう ととのう)が、ただひたすら喋るだけで事件を解決するという、まぁなんとも変わり種のミステリードラマどす。
推理ドラマちゅうたら、普通は「探偵が現場を調査して証拠を集める」んが定番どっしゃろ?せやけどこの整(ととのう)さんは、現場も行かへん、証拠も調べへん、せやのにいつの間にか事件が解決してるっちゅう、えらい不思議なスタイルどす。
ほんでまた、この整さん、普通の人が聞いたら「は?」ってなるような哲学的な話を延々と語るんどすえ。せやけど、それがいつの間にか相手の心の奥底にある闇をえぐり出して、ついには事件の謎まで解いてまうっちゅうんやさかい、もう探偵業もここまできたかと感心するばかりどす。
「相続探偵」もそうどすけど、このドラマの真髄は人間の心理を鋭く見抜くこと。推理小説みたいに証拠を積み重ねるタイプのミステリーとは違ごて、登場人物の心のひだを読み取ることで、事件の本質に迫るんどす。
キャストも豪華で、整の話を一番よう聞いてくれる刑事・風呂光聖子役には伊藤沙莉はん、整に振り回される刑事・青砥役には筒井道隆はん、そしてベテラン刑事・薮役には遠藤憲一はんと、もうクセの強い面々が揃うてます。
ほんでまぁ、この整さんの話、時には「うんうん」と頷きたくなる名言も多いんやけど、正直、聞いてる刑事さんたちも「早よ本題入ってくれへんか……」って思ってるんやないやろか?
そやけど、これがまた不思議なことに、最後には「なるほどなぁ」と感心させられるんどす。整さんの語りを楽しめるかどうかで、このドラマの評価は大きく変わるやろなぁ。
「相続探偵」と比べると、こっちはミステリーというよりも「心理ドラマ」に近いかもしれまへん。推理のカタルシスを求める人にはちょっと物足りんかもしれへんけど、登場人物の心の奥底にある傷や闇をじっくり描くドラマが好きな人にはたまらん作品どす。
もちろんVODで配信中どすよってに、お暇な時にでもじっくり味わっておくれやす。
3. あなたの番です
「あなたの番です」っちゅうたら、2019年に放送されて、大勢の視聴者を震え上がらせたサスペンスミステリーどす。主演は田中圭はんと原田知世はんの新婚夫婦。せやけど、甘い新婚生活が始まるどころか、マンションの住民たちが「交換殺人ゲーム」なる不気味な遊びに巻き込まれるんどす。
「相続探偵」は遺産相続をめぐるドロドロ劇どすけど、こっちは日常の中に潜む「人間の狂気」を描いた作品やよってに、また違う怖さがあるんどす。まぁ、どっちも「人間の欲」が渦巻いてるちゅう点では似たようなもんかもしれまへんなぁ。
ほんでこのドラマ、キャストも豪華で、マンションの住民たちを演じるのが西野七瀬はん、横浜流星はん、木村多江はん、生瀬勝久はんと、実力派が揃うてます。
ほな、「交換殺人ゲーム」ってなんや?ちゅう話どすけど、住民会で「殺したい人の名前」を書いてクジ引きし、引いた名前の人物を殺すっちゅう、まぁ気が狂うとるゲームなんどす。最初は「冗談のつもり」で始まったはずが、ほんまに殺人が起きてしもて、住民たちは疑心暗鬼に……。
「あんたが犯人ちゃうん?」「いや、違う!」「ほんまかいな?」と、まぁ毎回のように視聴者を混乱させる展開で、犯人が誰なんか全然わからんまま物語は進んでいきますねん。
しかもこのドラマ、伏線の張り方がえげつないんどす。「あれ?これ前の回で出てきた伏線ちゃう?」と思うたら、案の定、後々大事な手がかりになってくるっちゅう、もう視聴者をなめとるとしか思えへん緻密な脚本どす。
さらに、最終回ではまさかの黒幕が判明するんやけど、これがまた「え!?お前やったんかいな!!」と、腰抜かしそうになる展開どす。ほんま、「相続探偵」みたいにじっくり証拠を追うミステリーもええけど、「あなたの番です」みたいに毎週視聴者を翻弄するタイプのサスペンスも、クセになってまうんよってに。
まぁ、犯人探しが好きな人にはうってつけの作品どすけど、「登場人物全員が怪しく見えてきて、最後は誰も信じられへん」っちゅう状態になりますさかい、覚悟して観ておくれやす。
VODで配信中やよってに、ぜひ「相続探偵」と見比べて、「人間の欲望と狂気」について考えてみておくれやす。
4. 初恋の悪魔
さてさて、お客さん、「初恋の悪魔」はもうご覧になりましたやろか?ほら、普通の刑事ドラマやったら、エリート警察官やら天才探偵が出てきて、「これは事件だ!」とか言うてカッコつけるもんどっしゃろ?
せやけど、このドラマは捜査権のない4人のアウトローが、ああでもない、こうでもない言いながら事件を解決していく、一風変わったミステリーどす。
キャストも豪華で、林遣都はんが演じる鹿浜鈴之介は、停職処分中の刑事やのに、推理マニアで凶悪犯罪が大好きっちゅう、なんとも困った性格どす。仲野太賀はん演じる馬淵悠日(まぶち ゆうひ)は、警察の総務課勤務やのに、自己犠牲精神だけで生きてるような男。ほかにも、松岡茉優はんや柄本佑はんが出てきて、まぁ濃ゆいメンバーが揃うてますわ。
「相続探偵」が法律と証拠を頼りに事件を解決するんに対して、「初恋の悪魔」は「こんなん、どう考えてもおかしいやろ!」っちゅう直感で事件の真相に迫るっちゅう、かなり異色のミステリーどす。
それに、このドラマの肝は「事件解決よりも、登場人物のやりとりの面白さ」にあるんどす。なんや知らんけど、みんな妙にロジックが破綻しとるし、推理しとるんか、ただの世間話なんか、もう訳わからんくなるんどすわ。
ほんでまぁ、推理ドラマにありがちな「真犯人は誰?」っちゅう話になるんやけど、このドラマの場合、そもそも誰が敵で誰が味方なのかすら怪しいんどす。みんなそれぞれ問題を抱えとるし、「あんたほんまに警察官か?」って聞きたなるようなキャラばっかりやよってに。
そやけど、ただのコメディかと思いきや、話が進むにつれて、ちゃんと「人間の闇」にも切り込んでくるんどす。「正義とは何か?」っちゅう重たいテーマを、こんな変な奴らが真剣に考えとるんが、なんとも皮肉でおもろいんどすわ。
「相続探偵」と比べると、こっちはもっと「エンタメ寄り」どす。せやけど、ただのコメディやと思て観てると、最後にズドンと考えさせられるもんがあるんやさかい、侮ったらあきまへん。
もちろんVODで配信中どすよってに、「相続探偵」のガチガチの推理に疲れたら、このゆる~いミステリーで肩の力抜いてみたらどうどす?
5. ノッキンオン・ロックドドア
さて、お客さん、「ノッキンオン・ロックドドア」はもうご存じどすか?このドラマ、タイトルからして「鍵のかかったドアをノックする」っちゅう意味やよってに、密室殺人や不可能犯罪をテーマにした本格ミステリーになっとります。
「相続探偵」は法律を駆使して事件を解決するタイプどすけど、こっちは「HOW(どうやって?)」と「WHY(なぜ?)」の2つの謎を解くスタイルやよってに、よりトリック重視の推理ドラマどす。
キャストもクセモン揃いで、不可能犯罪専門の探偵・御殿場倒理(ごてんば とうり)を松村北斗はんが演じ、不条理犯罪専門の探偵・片無氷雨(かたなし ひさめ)を西畑大吾はんが演じとります。
ほな、この探偵コンビ、どないして事件を解決するんか言うたら、片方が「HOW(どうやって?)」を考えて、もう片方が「WHY(なぜ?)」を考えるっちゅう、まぁ見事に役割分担しとるんどすわ。
たとえば、密室で殺人事件が起こったとして、倒理は「どんなトリックで密室を作ったんや?」と考え、氷雨は「そもそもなんで密室にする必要があったんや?」と推理する。推理小説好きにはたまらん設定どすなぁ。
ほんでまた、この2人、性格が真逆でしてなぁ。倒理は超がつくほどの理論派で、「感情論なんぞ推理には不要!」みたいなスタンスどすけど、氷雨は人間の心理を読み解く達人で、「トリックだけでは真相には辿り着かへん!」ちゅう主義なんどす。
この辺の掛け合いがまたおもろくて、倒理が「これはトリックの問題や」と冷静に説明しとる横で、氷雨が「それよりも、犯人の気持ちを考えたら……」とか言い出して、もう全然話が噛み合わんのどす。ほんま、あんたら探偵やる前にコミュニケーションの勉強した方がええんちゃうか?と思うこともしばしばどす。
「相続探偵」は人間ドラマと法律の駆け引きが魅力やったけど、「ノッキンオン・ロックドドア」はガチガチの本格ミステリーどすさかい、「トリックが気になる!」っちゅう人にはピッタリどす。
VODで配信中どすよってに、名探偵気分でじっくり謎解きを楽しんでみておくれやす。まぁ、最後には「あぁ!そういうことやったんか!」とスッキリすること間違いなしどすわ。
まとめ:「相続探偵」好きにおすすめのミステリードラマ、楽しんどくれやす
どうどす?「相続探偵」好きのお客さんにピッタリの5作品を紹介させてもろたけど、どれか気に入る作品はありましたやろか?
- 「アンナチュラル」 → 法医学ミステリーで社会派要素が濃い!
- 「ミステリと言う勿れ」 → 哲学的な推理で事件を解決!
- 「あなたの番です」 → 交換殺人ゲームで毎回大どんでん返し!
- 「初恋の悪魔」 → 捜査権なしの素人たちが挑む異色ミステリー!
- 「ノッキンオン・ロックドドア」 → 不可能犯罪を解決する本格推理!
どれも「相続探偵」とはまた違うテイストどすけど、推理の面白さは負けてへんドラマばっかりやよってに、ぜひ観比べてみておくれやす。
ほな、お客さん、またええミステリーがあったら紹介させてもろいますよってに、それまで楽しんどくれやす~。
🎭 ミステリー川柳 🎭
「探偵は 遺産も愛も 解き明かす」
……お後がよろしいようで!
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