あんさん、『御上先生』もう観はった?松坂桃李さん演じる御上孝先生、ただの熱血教師やおへんのやで。文部科学省の官僚さんが、私立高校へ派遣されて先生になりはるんやて。ほかの学園ドラマとは、ひと味もふた味も違いますえ。
おまけに、教育問題に真っ向から切り込むだけやなく、ミステリーまで盛り込まれてるちゅう、なかなかに贅沢なドラマやこと。視聴率もえらい好調やそうで、話題になってますなぁ。
ほんでな、『御上先生』が名作学園ドラマとどう違うんか、どこが特別なんか、わてがしっかり比べたげますさかい、よう聞いておくれやす。
この記事を読むとわかること
- ドラマ『御上先生』の独自の設定と魅力
- 従来の学園ドラマとの違いとミステリー要素
- 松坂桃李の演技とキャラクターの深み
- 他の名作学園ドラマとの比較ポイント
- これからの学園ドラマのトレンド予想
『御上先生』がここまで話題になる理由、知りとうおすやろ?
文部科学省の官僚が先生やなんて、前代未聞どすなぁ
女将: いやぁ、板長!今の学園ドラマ、とうとうここまできましたなぁ!
文部科学省の官僚が、教師になるなんて、こんな話聞いたことおへん!
板長: ふむ……確かに、普通の学園ドラマとは違う設定やな。松坂桃李が演じる御上孝は、元エリート官僚や。東大卒のキャリア組やったのに、なんでまた高校教師になったんや?
女将: そらもう、文科省の派遣制度いうてな、実質的には左遷されてもうたんやて。せやけどな、御上先生はそないな状況でも「教育を変えなあかん」いうて、自分の正義を貫くんや。
板長: ほぉ、普通の先生とちゃうな……。
女将: そや!ただの熱血教師やあらへんのやで!「先生は生徒に媚びる必要はない」やの、「教育は政治と切り離されへん」やの、もうズバズバ言いよるんや!そんなん聞いたら、生徒らもびっくりしてしもてな、最初は反発するんやけど、そのうち……
板長: なるほどな。どう転んでも、目ぇ離せへん展開になるっちゅうわけや。
学園ドラマにミステリー要素まで?欲張りなこっちゃ
女将: ほんでな、このドラマ、ただの学園モノやと思うたら大間違いやで!ミステリー要素まで絡んできよるんや!
板長: ほぉ、それはどういうこっちゃ?
女将: なんと、学校内で殺人事件が起こるんやて!しかもな、御上先生の過去にも謎があるらしくてな……「なぜこの学校に派遣されたのか」「彼の兄が関係しているのか」とか、気になることだらけや!
板長: ほう……ただの教師ちゃうな……。
女将: せやろ!この学校、実は問題だらけやねん。学校の裏で何が動いてるのか、御上先生がどこまで切り込めるんか、もう気になってしゃーないんやわ!
松坂桃李さんの演技、そらもう見ごたえありますえ
女将: もうな、松坂桃李はんの演技、圧巻どすえ!「教師やけど官僚」いう微妙な立ち位置を、見事に演じてはるんや。
板長: ふむ……松坂桃李はシリアスな役もうまいし、感情を抑えた演技も得意やからな。
女将: せやねん!授業中でもな、「君らの人生に、学校はほんまに必要か?」とか、めちゃくちゃ深いこと言うてくるんやで!?生徒らも「はぁ!?」ってなるけど、そこがまたおもろいんやわ。
板長: なるほど……言葉のひとつひとつに重みがあるっちゅうことやな。
名作学園ドラマと比べて、何がちゃうんどす?
『3年B組金八先生』とは違う、御上先生の教育観
女将: 金八先生言うたら、「人はみな違って、みんないい!」とか言うて、生徒とじっくり向き合う熱血教師やったけどな、御上先生は違うんや!
板長: どう違うんや?
女将: そもそも、生徒と友達みたいに関わるタイプやないねん。「俺はお前らの友達やない。教師や」って、バッサリ切り捨てるんや!
板長: そらまた、厳しそうな先生やな……。
女将: せやけどな、生徒らもそんな御上先生に惹かれていくんや。なんやろな、上から押しつけるんやなくて、「自分で考えろ」って言うスタンスやからかもしれへんわ。
『GTO』『ごくせん』みたいな破天荒教師やろか?
板長: そういや、昔の学園ドラマ言うたら『GTO』や『ごくせん』みたいに、問題児をバッサバッサと救っていく型破りな先生が多かったよな?
女将: せやねん!けど、御上先生は暴力で解決するようなタイプやないんや。「法律を知らん者が教育を語るな」って、頭脳戦で勝負するんやで!
板長: なるほど……殴るんやなくて、言葉で生徒を動かすっちゅうことか。
『ドラゴン桜』と比べて、ほんまに教育改革してるんかいな?
女将: 『ドラゴン桜』は「勉強すれば東大に行ける!」っていう話やったけどな、御上先生は「教育そのものを変えなあかん!」って言うとるんや!
板長: そらまた大きな話やな……。
女将: せやろ!?ただの受験指導やのうて、「今の教育制度は本当に正しいのか?」って、視聴者にも問いかけてくるんやわ。
これが『御上先生』の最大の違い、生徒キャスティングどすえ
美男美女を並べるだけの学園ドラマとは、ちゃいまっせ
女将: ほかの学園ドラマやったら、アイドルとかモデルさんがいっぱい出てきて、「こんな美男美女のクラスないやろ!」ってなるやん?
板長: まぁ……ようある話やな。
女将: でもな、『御上先生』の生徒役は、全員実力派俳優ばっかりやねん!
板長: ほう……演技重視っちゅうわけやな。
【御上先生】これからの学園ドラマは、こうなるんどすか?
女将: ほな、板長……これからの学園ドラマ、どうなっていくと思います?
板長: そうやな……ただの青春モノやのうて、もっと社会問題に切り込む作品が増えるんやないか?今の若い子らは、もう「なんとなく楽しい」でドラマを観る時代やないんやろな。
女将: ほんまやで。『御上先生』も、「教育とは何か?」を根本から問い直してるしな。せやけど、正論ばっかり並べられても、ちょっと疲れるわ。もうちょい、視聴者に寄り添う部分も欲しいとこやなぁ。
板長: ふむ……そやな。けど、あんまり優しゅうしすぎても、ぬるい味になってしまうもんや。学園ドラマとかけまして、わしの作る煮魚と解きます。
女将: ほぉ、煮魚?ほな、その心は?
板長: 「芯が通ってへんと、すぐ崩れる。」
女将: あらまぁ、ええこと言わはるわ。せやけど、煮崩れしすぎたら食べにくいのも確かやなぁ。視聴者に優しゅうないドラマも、それはそれで消化不良になるわなぁ……ほほほ。
この記事のまとめ
- 『御上先生』は文科省の官僚が教師になる異色の学園ドラマ
- 松坂桃李演じる主人公が教育改革を掲げる
- 学園ドラマにミステリー要素を加えた新しい展開
- 従来の熱血教師像とは異なり、頭脳戦で生徒と向き合う
- 過去の名作と比較しながら独自のスタイルを確立
- 生徒キャストも実力派揃いでリアリティを重視
- 社会問題に切り込みつつ、視聴者の共感を求めるバランスが課題
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