あらあら、とうとう終わってしもたなぁ、『東京サラダボウル』。けど、ほんまにこれで終わりやと思てはりますの?
阿川はんの罪の告白、ボランティアの逮捕、ほな最後に現れた白いフードの人物……そない簡単に片付く話やおへんやろ。
ほなまあ、お茶でも飲みながら、この最終回の結末をじっくり解説させてもらいまひょか?名刺の意味やら、続編の可能性についても、ちょっと皮肉交えて語らせてもらいますえ。
- 『東京サラダボウル』最終回の結末と主要キャラの運命
- 鴻田の名刺が示す異動先とその意味
- 白いフードの人物が続編の伏線である可能性
『東京サラダボウル』最終回の結末とは?
ほなまあ、これで終わりや言うけど、ほんまにそう思てますの?
阿川(三上博史)は自分の罪を認めた?そら立派やけど、47人も人身売買組織に売り渡した後で「すまん」言われても、そんなんでチャラにできると思てますの?
それに、ラストのシウ(絃瀬聡一)との対決。ここまで引っ張っといて、まさかの「ナイフでグサッ」って……。
そんなん、最終回でやるような話やありまへんで?
阿川の衝撃の自白とその結末
「ボランティア」に不法滞在者を売ってた阿川はん。ええ人のフリして実は黒幕側でした、って……。
そらまあ、視聴者も「知っとったわ!」ってツッコミますわな。
ほんで、罪を償うって言いながら、警察に自首する前にボランティアの摘発に向かうとか、何をヒーロー気取ってはりますの?
ええかっこしいしてる場合やないやろ。あんたのせいでどんだけの人間が犠牲になった思てんの?
ボランティアとの対峙、シウの逮捕
で、肝心の対決シーン。さあ、ここが最終回のクライマックスや!思てたら、阿川はん、あっさりと頸動脈グサッ!
え?え?え?何しに行ったん?まさか「ボランティア、終わりにしよう」って情に訴えかけるだけで、何の対策も考えてなかったんか?
それで案の定やられるって、そらもう、「警察官のくせに間抜けすぎるやろ!」の一言に尽きますな。
有木野と鴻田の未来への決断
ほんで、有木野(松田龍平)と鴻田(奈緒)のコンビ、どうなったんか思たら……。
鴻田は本庁の捜査一課に引き抜かれかけたけど「やっぱ今の職場が好きやし~」言うて、国際犯罪対策課に残ることを決断。
……何それ?
この手の刑事ドラマのお約束で「現場が好き」って言うてくれたら視聴者は喜ぶ思てますの?
ほなまあ、ええやろ。でも、問題はラストシーンどすえ。
有木野と鴻田が「これからも一緒に頑張ろな!」みたいな雰囲気で歩いてたら、後ろに白いフードの謎の人物が……。
はいはい、続編の伏線張りたいんやろ?そんな露骨な引き、もう見飽きてまっせ?
鴻田の名刺が示す意味とは?
ほなまあ、出世コースか、それとも現場に残るか――って、あんさん、何を迷てはるんどす?
鴻田(奈緒)が最終的に選んだのは、本庁行きではなく警視庁組織犯罪対策部・国際犯罪対策課。
へぇ~、つまり、これからも外国人絡みの事件を担当するんやって?ほな、最初から「昇進なんか考えへん!」って言うときなはれ。
警視庁組織犯罪対策部への異動
そもそも、このドラマ、警察組織のリアルを描いてるつもりか知らんけど、「刑事が現場に残る=カッコええ」みたいな風潮、もうええ加減にしときまへん?
組織犯罪対策部って、ええ響きやけど、結局は裏社会と外国人犯罪を追いかけ続ける仕事。
阿川(三上博史)の件もあって、警察組織の闇を見せつけられた後で、「この仕事が好きやから」って、そんな都合のええ話ありますの?
視聴者の中には「え、なんで?捜査一課行ったほうがええやん」って思た人もぎょうさんおるはずや。
本庁の引き抜きを断った理由
ほな、何で本庁の捜査一課を蹴ったんかって?
「こぼれ落ちそうな人たちを助けたい」って、あんさん、それ、本庁行ってもできることやろ?
要するに「ええ話に見せたけど、結局、今のポジションが居心地ええんやろ?」ってことや。
しかも、名刺渡すシーン、なんや妙に意味深に描いてましたけど、「ほう、異動ねんて、まあがんばりや」って感じでしたな。
まあ、せっかく名刺新調したんやし、次は名刺を配る相手が犯罪者やのうて、ちゃんとした仲間であることを願いますわ。
ラストシーンの白いフードの人物の正体とは?
あらまあ、またもや意味深な終わり方ですこと。最終回のラスト、鴻田(奈緒)と有木野(松田龍平)がええ感じで歩いとったら、後ろから白いフードを被った謎の人物が……。
「え、これで終わり?」「結局、誰やねん!」って、視聴者のツッコミが聞こえてきそうどすな。
そもそも、白いフードって……あんさんら、もうちょい捻りなはれ。フード被っただけで不審者感出るの、漫画の世界だけですえ?
まだ終わっていない「ボランティア」の影
シウ(絃瀬聡一)が逮捕されたことで、ボランティアの問題は解決……かと思いきや、どうやらそんな甘い話やおへんらしい。
せやけど、そないなこと、視聴者は最初から分かってますやろ?
「ボランティアは1人やない」ってシウ本人が言うとったんやから、そらまあ、まだ組織の残党くらいおるやろうし。
ほな、あの白いフードの人物も「実はまだ終わってへんで」っていう安直な伏線っちゅうことですか?
続編につながる可能性は?
ほんで、この終わり方。まるで「続編あります」って言わんばかりやけど、ほんまにやる気あるんどすか?
視聴者の感想は「続編ありそうやけど、やるならもっとスッキリ終わらせといてや」っちゅうのが本音やと思いますえ。
伏線張るんはええけど、回収せえへんかったら、ただの放置プレイですやろ?
「白いフードの人物=ボランティアの幹部」とか、「実は阿川(三上博史)も何か隠してました」とか、そういう展開にするんやろか?
せやけど、もうちょい気の利いた終わり方、できまへんでしたん?
『東京サラダボウル』最終回の考察まとめ
ほなまあ、ここまで散々語ってきましたけど、このドラマ、結局のところどうやったんどす?
社会派ドラマとしては意義深いテーマ扱うてたけど、肝心の展開があっち行ったりこっち行ったりで、視聴者は途中で迷子になりかけてましたな。
「国際犯罪」「人身売買」「警察組織の腐敗」「多文化共生」……いろんな要素を盛りすぎて、結局、まとまりつかんかったんちゃいます?
衝撃の展開と視聴者の反応
最終回、確かに盛り上がるシーンはありましたえ。
阿川(三上博史)の自白、シウ(絃瀬聡一)との対決、鴻田(奈緒)の異動、ほんでラストの白いフードの謎の人物……。
せやけど、ほんまの意味で視聴者が「スッキリした!」思えたかいうたら、そうでもおまへんやろ?
SNSでも「え、これで終わり?」「消化不良すぎる」「続編のための伏線やろ」と、ツッコミの嵐でしたな。
ほな、次に期待できるんか?いうたら、これまた微妙な話。
続編があるならどんな展開になる?
せっかく「白いフードの謎の人物」いう伏線残したんやし、続編やるつもりはあるんやろけど……。
正直、視聴者の期待に応えられるかどうか、かなり怪しいもんどす。
やるなら、もっとストーリーをスッキリさせて、無駄に話を引っ張るんやのうて、しっかりと回収していってもらいたいもんやね。
でないと、次もまた「結局なんやったん?」で終わってしまいまっせ。
最後に川柳で締めまひょ
ほな、最後にこのドラマをぎゅっとまとめた川柳を一句。
フード見て
また伏線か
ため息つく
……いやほんま、もうちょい違う終わり方、できまへんでしたん?
ほな、お付き合いありがとうさんどした!
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