あんた、『ホットスポット』と『ブラッシュアップライフ』、どっちがええ思うてるん?どっちもバカリズムの脚本やし、ようできたドラマやけど、細かいとこ見たらちゃうとこぎょうさんあるんよ。
どっちが好きか決めるんはええけど、ちゃんと違い分かって言うてる?ほな、ここでじっくり比べたるさかい、最後まで読んでいきぃな。
- 『ホットスポット』と『ブラッシュアップライフ』のストーリーやキャストの違い
- バカリズム脚本の特徴と、独特なセリフや伏線の張り方
- どちらの作品が自分に合っているかの判断ポイント
『ホットスポット』と『ブラッシュアップライフ』、そもそも何が違うん?
ほな、まずはこの二つのドラマの基本から見ていこか。言うとくけど、「どっちがええ?」とか安直なこと聞くんはナシやで。こっちはちゃんと分析してるんやから、最後まで読んでから判断しぃな。
『ホットスポット』ってどんな話やの?
『ホットスポット』はな、市川実日子が演じる遠藤清美が、地元のビジネスホテルで淡々と働いとったら、宇宙人(角田晃広)に遭遇してしもて、日常がガラッと変わる話や。
なんやねん、宇宙人て。そんなんおるわけないやろってツッコみたくなるやろ?でもな、バカリズム脚本やさかい、妙にリアルな感じで話が進むんや。鈴木杏、平岩紙、夏帆、坂井真紀と、安定の「演技うまい勢」が脇を固めとるから、見てて飽きへんで。
『ブラッシュアップライフ』はどんなドラマなん?
ほな次は『ブラッシュアップライフ』や。こっちは安藤サクラが主演で、人生を何回もやり直すタイムリープもんや。
1回目の人生は「普通の公務員」やったのに、死んでしもて「次はアリクイ」って言われたもんやさかい、あわてて人生やり直すんや。まあ、そんなん言われたら誰でもやり直したなるわな。
夏帆、木南晴夏、染谷将太、松坂桃李、黒木華……豪華キャスト勢ぞろいやけど、特に仲村トオルがしれっとおるのがええ味出してるんやわ。
バカリズムの脚本って、何がそないに特別なん?
さて、どっちのドラマもバカリズムの脚本やけど、あんた「バカリズム脚本の特徴」とかちゃんと分かって言うてるん?どうせ「なんか独特でおもろいよな~」くらいの薄い感想やろ?
そんなん言うとったらあかん。ちゃんと考えんと、バカリズム脚本の真髄は見えてけえへんで。
セリフのクセがすごいんやで
バカリズムの脚本って、何気ない会話が異常にリアルやろ?
たとえば『ホットスポット』やったら、市川実日子が「宇宙人?は?アホちゃう?」みたいな反応をするんやけど、それが妙にリアルでな、「いや、わかるわ~」ってなるんや。
『ブラッシュアップライフ』もそうやで。タイムリープとかいうSFな話なのに、「あーちん(安藤サクラ)がコンビニのゴミ拾おうとして死ぬ」とか、ありそうな話に仕立てるんや。
リアルに寄せるクセに、ちょっとだけ「おかしさ」を足すんがバカリズムの真骨頂やな。
伏線の張り方、あんた気づいてた?
バカリズム脚本のええところって、伏線の張り方が絶妙なんよ。
『ブラッシュアップライフ』やと、最初のほうで出てきた何気ない会話が、後半で「実は重要やった!」ってなることがめちゃくちゃあるんや。
『ホットスポット』でも、「最初に出てきたホテルの客」が、後でめっちゃ大事な役割果たすとか、そういう細かい伏線がいっぱい仕込まれとる。
「おもしろ~い」とか言うてダラダラ見てたら、ぜんぶ見逃してまうで。
『ホットスポット』と『ブラッシュアップライフ』の脚本、何がちゃうん?
同じバカリズム脚本やのに、ぜんぜんちゃうドラマになってるんが面白いとこやねん。
話の組み立て方、よう見てみ?
『ブラッシュアップライフ』は、人生を何回も繰り返すタイムリープ系。つまり「ちょっとずつ違うパターン」を見せながら話を進めていくタイプや。
せやけど、『ホットスポット』は「普通の日常に、宇宙人が割り込んでくる」っていう、非日常がぶちこまれるパターン。
どっちも「普通の世界に異常が入り込む」んやけど、時間軸の使い方がまったく違うんや。
キャラの描き方が違うねん
『ブラッシュアップライフ』の安藤サクラ、夏帆、木南晴夏の3人組は、言うたら「どこにでもおる地元の女子」やん?
めっちゃ自然な会話するし、「こういうヤツおるわ~!」ってなる。
一方、『ホットスポット』の市川実日子、角田晃広、夏帆らは、ちょっとクセのあるキャラなんよ。特に角田晃広の「宇宙人」設定が、なかなかにシュールでな。
日常的やけど、ちょっとだけ現実離れしてるんが『ホットスポット』のキャラ描写の特徴やな。
笑いの入れ方、どっちが好き?
『ブラッシュアップライフ』の笑いって、「あー、あるある!」って共感する感じやろ?
たとえば「カラオケでミスチル歌いがち」とか、「高校の時に流行ったゲーム」とか、細かい部分で笑わせてくるんよ。
でも『ホットスポット』は、もうちょいシュール寄りの笑いやな。
宇宙人が「え?何そのリアクション」みたいなこと言うたり、夏帆が「めっちゃ早く着替えて帰るキャラ」とか、ちょっと変わった行動で笑わせる。
あんたはどっちの笑いのほうが好きや?
どっちの作品がええか、そろそろ決めたら?
あんたに向いてるんはどっちやろな?
・「リアルな人生あるあるが好き」→『ブラッシュアップライフ』
・「ちょっとシュールなコメディが好き」→『ホットスポット』
どっちもバカリズム脚本のええとこ詰まっとるし、好みで選んだらええわ。
バカリズム作品、もっと楽しむには?
セリフの言い回し、伏線の張り方、キャラのクセ……いろんな視点で見たら、もっと楽しめるで。
一回見ただけで分かった気にならんと、もう一回見直してみぃな。新しい発見あるで。
まとめ:結局、『ホットスポット』と『ブラッシュアップライフ』、どっちがええん?
まあ、どっちがええかは好み次第やけど、どっちもバカリズムらしさがぎょうさん詰まっとるんは間違いないで。
せやけど、1回見ただけで「わかった気」になったらあかんで?伏線の張り方とか、セリフの妙とか、じっくり味わわんとほんまの面白さは見えてけえへんからな。
さて、あんたはどっちを選ぶんや?
【川柳】
繰り返す 人生か宇宙か 迷う夜
- 『ホットスポット』は宇宙人との奇妙な日常を描くコメディ
- 『ブラッシュアップライフ』はタイムリープをテーマにしたヒューマンドラマ
- バカリズム脚本のリアルな会話と巧妙な伏線の違いを比較
- キャラクターの描き方や笑いの入れ方の違いも解説
- どちらの作品が自分に合うかを考えるヒントを紹介
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